(他団体)学習会「24条から考える自民党改憲草案」レポート(2)

学習会「24条から考える自民党改憲草案」レポート(1)のつづき

3.「保育と介護の現場から」

①Yさん(西京に保育所つくってチーム)

保育のことを話してほしいと言われたのですが、私の過去9年間のことを話したいと思います。なので、脱線したりするかもしれませんが、ご了承ください。9年前というのが、私が初めての子を産んだ年になります。一番上が小学校3年生でまもなく9歳、次が6歳、次が3歳、ここに4人目がいます(会場から歓声)。これだけ京都市の出生率アップに貢献しているのに、京都市はあんまり優しくしてくれません。ひしひしと感じますが、このことについては、あとで触れたいと思います。

1番目を産んでまもなくして、前の夫の暴力が始まりました。暴力は私にだけでした。だいたい皆さんそうだと思いますが、親というのは、子どものことを考えて耐えます。私は4年間耐え続けました。別れたら子どもに影響があるかなと思って。自分が我慢すればいいんだとか、他の人も耐えているのかなとか、このぐらい普通なのかなとか思って、ずっと誰にも相談できずにいました。自分の親に相談すれば、別れろと言われるだけなので、4年間言わずに耐えました。あんまりこの話をすると、今も泣けてきてしまうくらい(涙声)…頑張って耐えました。4年目に、共働きだったので、いろいろと耐えきれなくなってきました。(前夫が)娘に怪我をさせたり、娘の前で私を叩いたりとかがそういうことがあったので、これは子どものためにはなっていないというので、協議離婚になりました。そのあと、素晴らしい出会いがあって、再婚して3番目があって、今4番目がお腹の中にいます。今は、私も夫も小学校現場で働いています。そういう家族なので、言われなくても自己決定をして、助け合っています。というか、“言われなくても”、助け合ってでないと、生きていけません。本当に、今の夫は、「もう一人のお母さん」というぐらい助けてくれるので、家族の中ですごく助かっていて、それ以降は幸せ者だなと思って生きています。

今年の4月から、3人目の子どもの育休から復帰して働いていましたが、すぐにお腹の子を授かって、先月末まで3人の子どもを育てながら、お腹の子も育てながら、現場で働いてきました。思い出すと泣けてくるくらい、すごくしんどい半年でした。つわりのときがしんどかったです。でも、本当に、本当に助け合って、“言われなくても”助け合って生きてきました。3番目の育休中の去年1年間に、「西京に保育所つくってチーム」を立ち上げて、4人ぐらいが中心になってずっと動いてきました。この1年間で、3回ほど京都市の保育課と懇談をしたり、審査請求を提出したり、いろいろしてきた経緯があります。詳しく知りたい方は、「西京」・「保育所」・「入れない」と打つだけで、「西京に保育所つくってチーム」のFacebookページが一番上に出てきます。

やはり京都市は優しくなくて、(自分でも)頑張ったとは思うのですが、一番近くの保育所には入れませんでした。1番目は小学校で、2番目と3番目は保育所に入れないといけなったのに、入れなかったから、わざわざ二人を乗せられる高い高い自転車を買わなくてはならないのが悔しかったです。また、京都市はさらに優しくなくて、2番目と3番目は別々の保育所に通わされています。近所の保育所なら、自転車での送迎は必要ないのに、2番目と3番目が別々の保育所の上に、家から近所でもないので、それで、まわりの先輩ママたちに「きゃ〜!そんなお腹で自転車に乗らないで〜!」と悲鳴をあげられながらも、ギリギリまで「すみません、すみません!」と言いながら、こんなお腹で自転車に乗っていました。でも、さすがに夫がもう見てられないということで、ここ1ヶ月半は、夫が送り迎え両方やってくれて、仕事もあるので夫は倒れかけていました。私が産休に入る日に、夫は送迎から解放されて、ホッとしたのか40度の熱をだして、大丈夫かなということもありました。そのくらいしんどかったです。実家の母が大阪で、夫の母は昨年倒れたこともあって、身内の誰にも頼れず、一度だけ新婦人の方に、子どものお迎えを頼んだこともありました。

2番目の子は、安倍さんがすすめている「認定こども園」というところに通っていて、そこは去年まで幼稚園だったところです。保育士さんたちがバタバタ来ています。保育所組の私たちは、「預かってもらってありがとう!」という姿勢で、文句も言わないのですが、親たちは保育所組と幼稚園組で分かれているわけではないけど、どちらかというと幼稚園組のお母さんたちが熱心に先生たちにいろいろと要望(文句)を言っていて、私たちは、先生たちが大変そうだなと思って見ています。入園する前から、子どもがすごく可哀想で仕方ないなと思ったのは、幼稚園組が2〜3時にみんな帰ってしまうのに対して、うちの子は最後の夕方までいるということでした。

3番目は普通の保育園に通っていて、そこは事前に良い保育園と聞いていたので、良かったなと思っていました。ところが、もともといたベテランの先生たちがガラッといなくなっていて、すごく若い先生になっていて、少し心配に思っていました。一方、ここの保育園には組合があって積極的に運動をしていて、中身はきちんとしていました。ただ、園長先生は、延長保育や土曜保育はアルバイトでまかなっているから、利用は早く伝えてほしいし、時間通り迎えに来てほしいということを仰って、とにかく「アルバイト」という言葉が頻繁に出ていたのが気になりました。

3番目のクラスの担任の先生がご近所で、私が入所させたかった近所の保育園に先生のお子さんが通っています。それで、子どもの送り迎えの時に、先生が後ろから自転車でわぁ〜っと急いで追い越していったり、すれ違ったりしながら、お互い育児に奮闘しています。その先生とはお互いに仕事しながら育児もしてということで、先生も大変なんだなと思いながら、会った時は先生も忙しいしあんまり喋りすぎないようにしようとお互いいたわり合いながらやっています。2番目、3番目が通う保育園は、園長先生以外全員女の保育士さんで、妊娠していたり子育てしていたり、大変なこともあります。

私は運良く、いい出会いがあって、助け合える夫だけど、自分の職場(小学校)でも保育士さんたちでも、自分の子どもが通う保育所が遠くて出勤前に自転車で保育所に送っていかなければならなかったり、パートナーが助けてくれない場合もあったりということも聞きます。「女性の活躍」をいうのであれば、もっと公的な助けが欲しいと思います。いろんな話になってしまいましたが、現場からはこんな感じです。(会場拍手)

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②櫻庭葉子さん(京都ヘルパー連絡会代表、ヘルパー派遣事業所「和音ねっと」代表)

先ほど紹介していただいたように、私はヘルパーの事業所を運営しております。また、ヘルパーとしても働いております。京都ヘルパー連絡会というところの代表世話人としも活動しております。

皆さんの中で、実際にお家で、ご両親や家族に介護をされている方はどれくらいいらっしゃいますか?もしおられたら挙手をお願いします。結構いらっしゃいますね。「家で家族が介護する」って、大変じゃないですか?

私は1997年にヘルパーの資格をとって、そこから仕事を始めました。仕事を始めた頃は19年前で21歳だったのですが、その時に「ヘルパーさんの仕事って、主婦の片手間なんですよね。だからパート労働者でもいいんですよ。専門性もとくになくていいし」という言い方をされました。その時私は学校を出たばかりの21歳で、右も左もよくわからない中で、施設に勤めずに在宅を目指し、地域福祉や在宅福祉で仕事をする場所がまだまだなかった時代に私はあえて選んだところだったのですが、働きながらそれはもう屈辱的な言葉を、地域から世間から、そして悪いですけど男性から、たくさん受けました。ヘルパーは、家事労働もそうですが、介護とか子育てに対して、そういう認識の人が、まだまだ根強くいると思います。私がヘルパーの資格をとった1997年ごろに、同じくヘルパーの資格をとった、当時40代〜60代のご婦人たちに対しても同じような言葉が言われました。「結婚もしていない、子どもも産んでいないあなたに、ヘルパーの仕事なんてできるの?」と言われたこともありました。「悪かったわね!」と思ったけれども、世の中はそういう認識なんですよね。女性蔑視というか、介護も家事も女がするものというふうに。でも、実はいまもその認識は変わっていないのではないかと強く思います。

そういった中でも、私はヘルパーの仕事がすごく好きなので、食べるために10年間ケアマネージャーの仕事をやってきました。でもやっぱり現場の仕事が好きなので、現場の仕事に戻って3年ぐらいになります。本当に、まだまだ世の中の認識ができていなくて、「介護は女性がするもの」のまま。自民党改憲草案の24条では、「家族家族っていうけど、家族がどれだけできるの?」と感じます。介護保険制度ができて17年経ちましたが、年々、介護の中身・質・制度もさることながら、ケアの質もどんどん変わってきています。いい人材は現場から本当に居なくなっています。働きがい・やりがいが無くなって、本当に頑張って福祉労働をしたい人たちがこの職場を去っていく。粛々淡々とベルトコンベアーのように、工場のように、できてもできなくでもその時間いたら1時間単価いくらもらえるという労働力の人たちが、だんだんとシェアを占めてきている。という中で、わたしも非常にジレンマを感じながら働いています。介護の現場は、女性だけができる仕事でもないですし、一方で男性だけでできる仕事ということでもありません。今、本当に介護の現場に人手がいないです。ヘルパーは働き出がいないのに、利用したい方は多く、提供できないという状態が深刻です。

一方、皆さんも新聞報道などでご存知と思いますが、介護保険が2000年にスタートして、来年18年目に突入しますが、本当にずっと改悪ばっかりです。ここにきて、来年の4月からは、全国一律に新しい「新総合支援事業」として「地域支援事業」が始まります。要支援1.2の方たちの生活援助つまりヘルパーによる援助と、通所介護つまりデイサービスの利用を、介護保険給付の対象からはずすという形になるということで動いています。また、次期2018年の改定にむけては、要介護1・2の方たちの生活援助をはずす。要介護1.2の方たちの通所介護(デイサービス)に関しては、地域支援事業に移行する。聞きなれない言葉を聞かれて、皆さん「この人何言っているのかな?」と感じられたかもしれません。要は、「要介護2以下の人たちは、介護サービスを使わない」ということなのです。自民党改憲草案の24条と同じで、「はい皆さん!家族でみてください!責任持って家族で介護してください!年金が少ないのも、医療・介護が受けられないのも、あなたたちが自助努力してこなかったからです」ということを政府は「自己責任」を押し付けて言っています。介護保険料を払わせておいて使わせない。私たちはこれを「国家的詐欺だ!」と言っています。要介護2以下の方への支援をどんどん切っていけという方向で国は加速しています。でもやはり、私たちは「それはおかしい」と非常に疑問を持っています。それにともなって、京都ヘルパー連絡会では、国会に要請行動に行ったり、記者会見をしたりして、150人しかいない小さな団体だけど、さまざま乗り込んでいって色々な取り組みをしています。そして、なんとかして要介護の方たちの生活を守りたいと思っています。私たちは、寝たきりの障がい者・高齢者を増やしたいとは全く思いません。私たちヘルパーは、生活の中に密着することによって、その人がその人らしく地域で在宅で生活できるということを目指しているだけです。どんどん産めよ増やせよで、介護サービスを使ってくださいということを主張しているわけでもありません。お金のある人は、それに見合うことをしたらいい。でも、本当に必要なところに、必要な人に対して、お金のない人にも日の光を当てたいとい思いで、小さな団体ですが運動をしています。職場での男女比率は圧倒的に女性が多いということもあって、「どちらかというと低く(蔑んで)見られる」と感じます。だから、ヘルパーは全国に何万人もいますが、いつまでたっても8割9割は非正規雇用です。常勤職員が本当に少ないです。そうした中であっても、声をあげていかないといけないと思うし、運動につなげていかないといけないと思って頑張っています。今日は、短い時間で勉強させていただきましたが、こんな自民党改憲草案を聞いて、私は驚いたというよりも、はらわたが煮えくり返りました。やはりこれはもうちょっと私たちも勉強していかなくてはいけないと思いました。まとまりのない話でしたが、ありがとうございました。

4.グループ討論(割愛)

※学習会では、講演と現場からの報告のあとに、5〜6人のグループで感想交流をしました。交流後、各グループに配置した主催者スタッフから、どのような意見があがったかを1分間でまとめて全体にシェアしてもらいました。「6.アンケートよし参加者の感想」をご覧いただければ、全体の雰囲気がわかると思いますので、こちらでは割愛いたします。

5.まとめと閉会あいさつ(岡野八代(同志社大学大学院教授・レッドアクション共同代表))

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今日はみなさんの発言からいろいろと学ぶことができました。途中からの参加で、吉田先生の講演を聞くことができなかったのが本当に残念でした。吉田先生の講演の中にもあったかもしれませんが、自民党の憲法改正草案24条で、追加された第1項「家族は、社会の自然かつ基礎的な単位として、尊重される。家族は互いに助け合わなければならない」についてです。自民党改憲草案のQ&Aでは、朝日新聞にも載っていましたが、日本会議系の重鎮で憲法学者でもある百地章氏は「世界の傾向だ」と言います。

確かに調べてみると、家族に関する保護規定、保護条項といわれるものがあり、ヨーロッパでもそういったものがあります。一方、世界人権宣言の第16条3項では、「家族は、社会の自然かつ基礎的な集団単位であって」と前段では書いてあり、一見してみると自民党会見草案と似ています。しかし、世界人権宣言はその後半が重要で、だからこそ「社会及び国の保護を受ける権利を有する」とあります。自民党改憲草案Q&Aで述べられている思想とは真逆であり、自民党改憲草案Q&Aで、「家族は自然な単位」であるということのみを「世界の傾向だ」ということは、墓穴を掘っていると言えます。

いま、一人世帯も多く、多様な社会、多様な家族のあり方があります。同性パートナーと過ごしたい人も、ペットを家族だという人もいます。大切にしたい絆や「家族的なもの」を、社会が守ることが大切です。介護でも、一人で抱え込んでしまうと、「早く死んでしまわないかな」と思ってしまうこともあります。家族が気持ち良くすごせるようには、ヘルパーさんに助けてもらうなど、人の手を借りていくことがどうしても必要になってきます。そうした家族以外の支援、社会の支援を受けられることが必要です。こういうことを私たちは声を大にして訴えていく必要があります。

みなさんのお話を伺うと、自民党の国会議員たちは、いかに現実を見ていないかということがわかります。6人に1人と言われる子どもの貧困についても、民主党政権時代に統計を取り始めて明らかになってきました。日本は高等教育についての公的支援がとても少なく、先進諸国OECDの中でワーストです。この国は、子どもを育てたり、人を育てたりすることに全くお金を使わない国です。本当に税金を何に使っているんだというくらい、教育に使っていない国です。自民党の赤枝恒雄という国会議員は子どもの貧困を語り合う会議の場で高等教育の話が出ると、「がっかりした。義務教育さえしっかりしていればいいんだ」ということや「親に言われて仕方なく進学しても女の子はキャバクラに行くと」と「そんな生活をするくらいなら、高校に行かなくていい」と言いました。

女性は育児や介護に身近に接しているのでよくわかると思いますが、「家族で助け合え」と言っている自民党こそが、アベノミクスの経済によって、働かせすぎて過労(死)であったり、低賃金で働かせたり、若者は家族を作れないで結婚なんて考えられないような状況をつくっている。「家族で助け合えないようにさせている張本人」が、「家族で助け合え」という矛盾が自民党政治です。経済政策によって、家族の繋がりをバラバラに切っておいて、それを家族の責任にする。自分たちが壊したものを人の責任にして、無責任極まりないと思います。

最近、「自己責任」のことをずっと考えていましたが、「責任」という言葉は英語だと“responsibility”で、これは“response”=「応答する」と“ability”=「…の能力」という単語でできています。責任とは「応答できる」、つまり「できる人がする」という意味です。一方、いまおこわれているのは「できない人にまで押し付ける」こと。こうした自民党憲法改正草案の24条を中心に、日本を潰し、心もボロボロになって、あとは企業戦士になるか、本当に戦争に送られるか、そういう国民を心から作りたいと思っているのだろうと、私は思っています。

いろいろな人がいて、家族のいろいろな事情があっても、ひとりひとりが夢を持って生きられる家族のあり方を目指していくべきだし、一人でも安心して生きられる社会を目指していくべきだと思います。また自分のことを大切に思えるような、自分のこともケアできるような人を、政治は本来、政治の力によって作っていかなければならない。それがいま、本当に壊されそうになっていると思います。ですから今日、みなさんとこういう場を持てて、またこういう場を持つことができればいいなと思います。そして、こういう輪が少しでも広がって、家族の問題で本当に大変な、特にこうした場に出て来ることができないような人たちも守れるようにどう作戦をたてていくかだと思います。家族のことで大変になればなるほど、外に出ていけなくなります。そして、いかにこの憲法改正草案が、家族に押しつぶされそうになっている人たちに鞭打つ規定かということを、やはり声を大にしていかないといけないと思います。

ある雑誌に24条のことを寄稿する際に、今更ですが24条の成り立ちを勉強しました。24条の作成に関わったベアテ・シロタ・ゴードン(1923-2012)さんの草案を紹介したいと思います。

「家族は、人類社会の基礎である。その伝統は良きにつけ悪しきにつけ、国全体に浸透する。それ故、婚姻と家族とは、両性が法律的にも社会的にも平等であることは当然であるとの考えに基礎をおき、親の強制ではなく相互の合意にもとづき、かつ男性の支配ではなく両性の協力にもとづくべきであることをここに定める。」

この他にも、実はベアテはいろいろなことを書いています。「女性や子ども、恵まれないグループの人々には特別な保護が与えられる。国家は個人がみずから望んだ不利益や欠乏でない限り、そこから国民を守る義務がある。」

以上の内容が、いろいろと削られて、今の日本国憲法第24条になり、第25条(生存権)に生かされたのかもしれません。

私たちはみんな、お母さんから産まれてきます。必ず誰かから生まれてくる私たちは、「ケアの関係」ということでいうと、国家から保護(ケア)を受ける権利があるということになります。これは権利なのだということです。ベアテの憲法草案を読んで感動しましたが、こうしてみると、自民党憲法改正草案第24条の第1項は、ベアテの24条の精神と全く逆に書き換えているということがわかります。2項と3項を完全に打ち消すような内容になっています。

以上のような内容を寄稿した雑誌は、今年の12月に発行されますので、またアナウンスさせていただきます。本日は本当にありがとうございました。

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6.アンケートより参加者の感想(全文)

①メイン報告について

  • 自民党が狙っている意図がよくわかりました。両性という文字と夫婦という文字については、わたしたちも考えたいですが、とにかく自民党の政策案に反対していきたいと思いました。
  • 改憲について、9条については他の集会でよく伺いますが、24条について本日の講演でよくわかりました。レジュメがあればいいのですが。
  • 女性差別である自民党改憲草案の中身について、24条の内容理解がより深まりました。
  • 盛りだくさんの内容でした。聞き漏らしたかもしれないので、レジュメが欲しかったです。(後で勉強しなおすため)
  • 24条吉田先生のお話もっと聞きたかった。
  • 24条改正草案は、もっともらしく書いているが、個人の尊重を無視し、国の責任、社会保障を減少していることが窺える。これに対して、みんなが勉強していくことが大事である。
  • 憲法について、漫然としていた諸所のこと(例えば、個人主義のドサイに色入りな権力が規定されていること)が明確になりよかった。また、大阪府在住なので、ずっと「民主主義は多数決で決まる」という歪んだ理念に苦しめられてきて、吉田先生の説明を聞いてスカッとした。
  • 24条、考えていく視点を明確に学ぶことができた。
  • 憲法、自民党改憲草案を見て聞いて、勉強になりました。
  • 条文の中に多くの課題がある中で、短時間で知識としてはいただくことができました。可能なら、同じ24条でも例として「家族」をテーマに講演していただきたい。
  • 短い時間で24条についてお話いただき、勉強させていただきました。憲法の本当の役割を確認しつつ、自民党の憲法草案のひどさがわかりました。
  • 勉強になりました。
  • 改憲草案について、理解できた。
  • 再考してみます。
  • 勉強になり、刺激を受けました。
  • これはもっと勉強しなければ!と思いました。
  • 憲法24条改悪、やはり、という感じです。悪意が感じられます。
  • 親子断絶防止法は全く知らなかったので、驚きました。ちょっと早口で大変でした。
  • もう少し時間がほしかったけどよくわかった。
  • 親子断絶防止法案などというのがあるのを知ってびっくりでした。改憲のことも含め、家族や知人たちに「声を大にして訴える」ことをどのような方法でわかりやすく、と難しいですね。「立憲主義」「個人主義」ということばの意味も、本来の意味と違うように世間の人に受け取られているようですし…と思いました。
  • 盛りだくさん。しかし、ざーっと話が聞けましたが、レジュメがほしかったです。
  • レジュメがあったらよかったです。時間がもう少しあれば深まったと思います。
  • レジュメがあればなおよかったとおもいます。わかりやすいお話でした。横のボードに書いていただき参考になりました。

②保育・介護の現場から

  • 保育:居住近くの保育園が必要。利用者にマッチしたかつ公的支援が必要ですね。保育労働者を大切にする。
  • DV、育休、共働き、大変な環境の中で頑張っているお母さんを知りました。冷たい社会をひしひしと感じました。
  • 保育園の現場を直接聞き驚きました。子どもの生育環境が整わないこの日本は貧しい国だと思いました。
  • 介護:介護・保育・家事など女の仕事という女性蔑視が根強い。専門職としてもっと待遇UPしなければ底が抜ける。
  • 社会認識の低さ、2017年4月からの更なる改悪、地域支援へ!
  • 介護ヘルパーのお話はよかったと思います。
  • 介護の話は、予想以上に厳しいもので、びっくりした。熱い思いを抱いて働けるような環境を整えることが、なんとしても重要である。自助努力や家族のがんばりなど少しでも風穴をあけていきたいと思う。説得力のある話でよかった。
  • 介護の現場の実態とこの間の介護保険制度の改悪について具体的によくわかりました。
  • ヘルパーさんの現場の話が聞けてよかった。介護保険と民間企業の利用の方向性の実態を聞けた。
  • 現場の声は生々しく、メイン報告での内容が現実に与える影響がわかりやすかったです。
  • 二人ともよいお話でした。
  • よくぞ話してくださいました。2人のお話、具体的、リアルだからこそ問題点がよく見えてきました。
  • 24条改憲草案と同じく、元を正せばいく処は同じです。
  • 適性な状況を作り出せない行政に怒っています。同じ家庭の子どもたちを二ヶ所の保育園に措置したり、必要な介護をなくさせて自助努力と地域協力で過ごさせようとしているなど、又、外国人の力をという政策など安上がりの労働力を狙うなどおかしいです。
  • 職業として、昔も今も軽く見られていることは、今の日本の福祉政策のひどさを物語っている!!
  • 働きがいのない現場で、良い人材が育たない。
  • すごく大変な現実がひしひしと伝わってきました。
  • 実際のお話が聞くことができて良かった。
  • 経験されたことや実情を聞くことができました。
  • それぞれの体験が活かされてよかった。

③フリーディスカッションについて

  • さまざまな角度からお話を伺うことができました。
  • 大変有意義なご意見をたくさん聞かせて頂けて、楽しかったです。
  • 全員が発言できる場となりよい方法だと思っています。
  • みんなで意識を高め、国に対してはっきり物を言うことです。
  • 女性も男性も自律するということと、今自分がおかれている社会の中で憲法が示すものをどうとらえるのかを、一人一人が考えていくことの大切さと、家族主義は反対です。最後まで個人主義で生きる生き方を皆が学ぶこと。
  • フリートークあると思いませんでしたが、初めて会う方と話ができてよかったです。
  • もう少し時間があれば、自己紹介だけでないフリートークになったと思います。
  • 反原発、レッドアクション、女性の運動、さまざまな運動の関わりで活動し、考えている人がいる。仲間意識が起こり元気になりました。
  • 憲法が作られたところから学び、自民党の憲法草案を見ていく必要があるなと思いました。
  • いろんなお話が聞けてよかった。
  • 24条改悪と9条解釈改憲が、表裏のようにつながっていることがわかりました。
  • レッドの方が引っ張ってくれて、いい話し合いになった。
  • 皆さんの感想がとてもすばらしかった。
  • 次から次へと話になり、少し話し足りなかった。
  • 近しい話し合いに刺激を受けました。
  • 短時間でしたけれど、身近なこととして憲法を捉えられたひと時でした。

7.後日談〜ある親子の会話〜

学習会に参加されたある方のお子さん(保育園・年長の女の子)は、政治の話になると必ず「その人戦争反対?原発反対?」とお母さんに聞いてくるのだそうです。

学習会の翌日に、娘さんは「安倍総理って戦争反対?」とお母さんに尋ねてきました。そこで、お母さんは、もう少し突っ込んで答えます。

母:「戦争反対かどうかだけじゃなくて、日本は昔戦争でたくさんの人を殺して、戦争に負けたんだよ。だからもう二度と戦争はしないって決めた憲法を作った。その憲法を変えようとしているか、守ろうとしているかが今は大切な話になってるんだよ。安倍さんは、憲法を戦争ができるように変えようとしている人なんだよ。」

お母さんは前日の学習会で学んだ内容を易しい言葉で娘さんに説明しました。それ以後の母娘の会話を紹介します。

娘:「昨日の勉強会も憲法って言っていたけど、戦争の話だったの? 」
母:「昨日のはね~。女の人は男の人の言うことを聞かなくちゃいけない。って憲法を変えようとしていて、そうするとどうなるかって話をしていたんだよ。保育園では男の子も女の子もどちらが偉いかっていうことはないでしょ?両方とも一緒だけど、この憲法が通ると、男の子が女の子より偉くなって、女の子は男の子のいうことを聞かなくちゃいけないってことになる。結婚もお父さんが決めた人と結婚しなくちゃいけないってことになるかもしれないよ。 」
娘:「へー。でもさ、そうするとお母さんの友達のAさんみたいに、女どうして結婚したいって人は、嫌いでも男の人と結婚しなくちゃいけなくなるの?そしたら、Aさんの赤ちゃんどうなるの?
母:「うーん。そうしたら男の人同士で結婚したいとか、女同士で結婚したいとかっていうのはダメってことになるかもしれない。 」
娘:「そんなん、結婚したい人と結婚すればいいやん。女より男が偉いとか、そんなの勝手に決めるのはおかしいやん。うちのクラスにも女の子になりたいっていう男の子いるよ。…そっか、きのうはそういう勉強していたのかぁ。 」

(以上)

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